×

Tips
データ経営最前線

AI画像生成3ステップ:下手くそイラストから“神絵師”になるまでの道のり

更新日:2025/09/25

こんにちは。タイトルメイクの松田です!

私はよく ちょうどいいイラスト さんにお世話になっています。
「清潔感がある」「仕事の資料にそのまま使える」「でも固すぎない」

※ちょうどいいイラストさんいつもありがとう!

あの“ちょうどよさ”って、まさに奇跡。

今回の目標は、そんな「ちょうどいいイラスト」をAIで生み出すこと。
「下手くそ期 → ケンカ期 → 完成期」の3ステップで、AIと一緒に“ちょうどよさ”を探していきます。

STEP1:シンプルにお願い(下手くそ期)

まずはシンプルに指示。

プロンプト例

プロンプト:スーツ姿のビジネスマンの会議

……「真ん中のやつどこ見てんだよ」という仕上がり。
でもよく見るAI生成の画像って結構こんな感じですよね!

なぜだか日本の資料とマッチしない雰囲気が漂っています。。


STEP2:欲しい/いらないを分ける(ケンカ期)

ここからが本番。「これは欲しい」「これはやめて」を分けて伝えます。

プロンプト

プロンプト:会議室でパソコンを使って打ち合わせをするスーツ姿のビジネスマンのイラスト。シンプルでわかりやすく、資料に使える雰囲気。

ネガティブプロンプト(AIにこれはやめてと伝えます)

ネガティブプロンプト:同じ服装。人の目線が合っていない。

ここはAIとケンカが絶えません。

ちょっとよくなったじゃん!と思ったのは束の間

「なんでPCの背面に画像ついてるねん!」「なんで片手でタブレット持ってるねん」

とツッコミどころも満載。。

謎の位置にあるモニターも気になるし、色もカラフルすぎるので次のステップへいきましょう!


STEP3:具体的に描写(完成期)

最後に「どこで」「何をして」「どんな雰囲気で」という細かい条件を足します。

プロンプト例

日本のオフィスで、スーツ姿のビジネスマンがホワイトボードを指差してプレゼンしているイラスト。シンプルで清潔感のあるデザイン。青色を基調とした落ち着いた雰囲気。資料やプレゼンに使えるビジネス向けイラスト。

ネガティブプロンプト例

同じ服装。人の目線が合っていない。パソコンの背面に画像が映っていない。片手でタブレットを持たない。

  • ホワイトボードを指差すビジネスマンがいい感じ

  • 色味も落ち着き、清潔感あり

  • これなら「上司に堂々と提出できる」レベル


まとめ:ちょうどいいは積み重ねで作れる

AI画像生成は、

  • STEP1:ざっくり頼む → 惜しいけどズレる

  • STEP2:欲しい/いらないを分ける → AIとケンカしつつ調整

  • STEP3:具体的に描写 → 「ちょうどいい」に到達

という流れで精度を上げていけます。

今後は意図を汲み取って完璧なものを作ってくれる生成AIが出てくるかもしれません。

でも今はまだ、私たちの“日本語での工夫”が、AIを「なんか違う」から「ちょうどいい」に変えるカギです。

お役立ち情報一覧