【始め方ガイド】データポータル使い方
更新日:2022/10/17
Table of Contents
1. Googleデータポータルとは
Googleデータポータルとは、Google社が提供するクラウドベースのBIツールです。Google アナリティクスを始めとする分析ツールやYouTubeなど、連携可能なデータソースへ接続することで自動的にデータ収集が可能となります。また集めたデータをより見やすくするためのデザイン機能があったり、リンクを発行することで簡単に社内共有、共同作業を行えるような機能があるレポート作成ツールとなります。
※Googleデータポータル公式サンプルより「Google広告分析レポート」
つまり、今まで手動で集計し作成していたレポートが、Googleデータポータルを活用することで【自動化・効率化】することができます。
データポータルを利用する具体的なメリットについては、
弊社ブログ「Googleデータポータルを活用するメリット4選」をご参照くださいませ。
それでは、さっそくレポートの作成を始めましょう
2. アカウントの登録
Googleデータポータルの利用にはGoogleアカウントが必要です。
まずは「データポータル」にアクセスし、【無料で使えます】をクリックします。
※すでにGoogleアカウントをお持ちの方は『3.データソースの選択』までお進みください。
Googleのログイン画面が表示されますので【アカウントを作成】をクリックします。
利用用途には「個人で使用」「子供用」「仕事 / ビジネス用」とありますが、基本的にはどれを選んだ場合でもデータポータルの利用は可能です。用途に合わせてお選びください。
<アカウントの用途について>
個人で使用 ———— プライベートで利用する場合
※1 子供用 ———— 13歳以下のお子様が利用する場合
※2 仕事 / ビジネス用 ———— ビジネスで利用する場合
※1 「子供用」は13歳未満のお子様にアカウントを発行する際に選択します。こちらのアカウントでは保護者がアカウントの利用ルールなどを設定することができます。
(詳しくはGoogle公式ヘルプページをご覧ください)
※2 「 仕事 / ビジネス用」を利用することで、※Googleマイビジネスなど(Google ビジネス プロフィール)の設定を簡単に行うことができます。
(詳しくはGoogle公式ヘルプページをご覧ください)
※Googleマップに自社のビジネス情報を掲載するツール
Googleアカウントに登録する個人情報を登録します。
氏名、メールアドレス、パスワードを入力し【次へ】をクリックします。
「Googleへようこそ」という画面が表示されましたら、電話番号(省略可)や再設定用のメールアドレス(省略可)、生年月日や性別を入力し【次へ】をクリックします。
※電話番号を登録すると、ログイン時に2段階認証が可能となり、セキュリティレベルを高めることができます。また、再設定用のメールアドレスを登録すると、パスワード紛失時の再発行で利用することができます。どちらも任意ですが、登録しておくことをオススメいたします。
最後にプライバシーポリシーと利用規約に同意し、アカウント作成作業は完了です。
3. データポータルへのアクセス
「データポータル」にアクセスし、【無料で使えます】をクリックします。
お持ちのGoogleアカウントでログインします。
ログイン完了後、データポータルの管理画面が表示されます。
4. データソースの選択
レポートを作成するためには、参照するデータが必要です。
レポートの基となるデータのことをGoogleデータポータルでは「データソース」と呼びます。
管理画面左上の【作成】をクリックし【データソース】をクリックします。
後ほど紹介しますが、600種類以上のデータソースを選択することができます。
状況に応じたデータソースを選択してください。
5. レポートの作成
Googleデータポータルは、一度データを結びつけることでグラフなどの挿入をとても簡単に行うことができます。今回は、売上データの円グラフ(売り上げの割合)を挿入してみます。
まずは、編集画面上部の「グラフを追加」をクリックします。
利用できるグラフが一覧で表示されます。
今回は円グラフを追加したいので「円」をクリックし、グラフを配置したい場所をカーソルで選択します。
簡単に売上データの円グラフが追加されました!
このようにデータポータルでは、結びつけたデータソースを簡単にグラフ化することができ、レポートの作成を効率化することが可能です。
円グラフのほかにも様々なグラフや機能がありますので、目的に合わせて利用してみてはいかがでしょうか?
6. 様々なデータソースについて
Googleポータルに結びつけられるデータソースには様々な種類があります。
大まかに分けると「Google公式が開発するデータソース」と「Googleパートナーが開発するデータソース」があります。
よく使われているGoogle公式のデータソースとして下記が挙げられます。
・Googleアナリティクス
・Google広告
・Googleスプレッドシート
・YouTubeアナリティクス
※上記のほかに19種類あり(2022年10月現在)
よく使われているGoogleパートナーのデータソースとして下記が挙げられます。
・Facebook広告
・Facebookインサイト
・Instagramインサイト
・Shopify
・Twitterインサイト
・Amazon売上管理
※上記のほかに654種類あり(2022年10月現在)
※Googleパートナーが開発するデータソースは一部連携に費用がかかる場合があります。
今までは上記に挙げられたようなデータに関して手動でレポートを作成されていた方も、データポータルを利用しレポーティングにかける時間を削減してみてはいかがでしょうか?
7. 最後に
データポータルはGoogleアカウントさえあれば簡単に・無料で利用することができる先進的なツールです。様々なデータと連携することで、今まで時間がかかっていたレポートの作成も効率的に進めることが可能です。是非この機会にGoogleデータポータルを活用してみてください。
タイトルメイクでは、データポータルを活用したデータ分析サービスも提供しておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいませ。