×

Tips
データ経営最前線

「効率化のその先」で、人間は何をやる仕事になるのか

更新日:2026/01/23

最近の仕事界隈、効率化が止まりません。

  • AIに聞けば最短ルート
  • システムを入れれば自動化
  • 手順は削られ
  • 無駄は消え
  • 人は最適化される

完璧です。
RPGで言うところの、攻略サイト完全読破状態。

でも、ここで一つ疑問が湧きます。

じゃあ人間、
何する役になるのか?

最短距離はもうAIが全部教えてくれる

業務改善。
システム導入。
DX。

AIは言います。

「このツールを入れましょう」
「この工程を削減しましょう」
「成功事例はこうです」

正しい。
めちゃくちゃ正しい。

理論値100点。
模範解答。

……なのに、なぜか進まない。


なぜか現場がザワつく現象(あるある)

※ここからはよく聞く“例”です。

  • 「理屈は分かるんですけどね…」
  • 「今のやり方でも回ってますし…」
  • 「急に変えるのは、ちょっと…」

出ました。
“ロジックに反論してないのに反対している状態”。

AIは困惑します。

「数値的には合理的ですが?」

でも人間は、
合理性だけで動く生き物じゃない。


AIが説明できない“見えない事情”

これも例です。

  • 以前、似たシステム導入で大失敗した部署
  • 上司と部下の関係が微妙なチーム
  • 変化=怒られた記憶と結びついている人

こういう情報、
Excelにも、要件定義書にも、ChatGPTにも載っていない。

AIは言いません。

「この部署、去年ちょっと空気悪かったです」
「この人、変化にトラウマあります」

なぜなら、
AIは“空気”を学習していないから。


一番効くのが「飲み会」だったりする?

完璧な資料。
論理的な説明。
成功事例スライド30枚。

全部効かない。

でも、

  • 雑談する
  • 愚痴を聞く
  • 「正直、どこが不安です?」と聞く
  • 仕事じゃない話をする

翌日、なぜか話が進むことってよくありますよね。


体験は「理解」ではなく「納得」を生む

AIは理解をくれます。
でも、納得はくれません。

納得は、

  • 実際に話した
  • 感情を吐き出した
  • ちょっと安心した

こういうプロセスから生まれる。

この“納得をうみだすプロセス”、
今のところAIは未実装です。


効率化が進むほど、非効率が仕事になる

ここが今日の本題。

AIがやること

  • 最短ルート提示
  • 正解の整理
  • 無駄の削減

人間がやること

  • 遠回りする価値の判断
  • 空気の調整
  • 納得まで付き合う

効率化が進めば進むほど、
非効率そうに見える仕事が、逆に重要になる。


AIはナビ、人間は同行者

AIは最高のナビです。

「次、右です」
「到着まで10分です」

でも、

  • 道中の不安
  • 途中で寄り道する判断
  • 「ちょっと休みましょうか?」

これを言うのは、人間。

効率化のその先で人間がやる仕事は、
一緒に進む仕事なのかもしれません。


 結論:人間の仕事は「体験を共有すること」になる

AIは正しい道を教える。
人間は、その道を一緒に歩く。

転んだら笑う。
止まったら待つ。
遠回りしても、「まあいいか」と言う。

効率化のその先で残るのは、
体験を共有し、納得を作る仕事。

それはたぶん、
これから一番“人間っぽい仕事”です。

=======================

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

もし「こんなこと、タイトルメイクに相談できないかな?」と感じたら、遠慮なくご相談ください。MAの運用・広告やSNS運用、データを活かしたマーケティング施策など、どんなお悩みにも“伴走型”で向き合います。

▼ 気になる方はこちらから
⇒ サービスに関するお問い合わせはこちら

お役立ち情報一覧