AIの提案を「一度疑う」という、地味だけど一番大事なスキル
更新日:2026/01/08

最近、AIの回答に
「うん、たしかに」「わかる」「やっぱりね」
ってうなずく回数、増えてませんか。
僕は増えてます。
めちゃくちゃ増えてます。
質問を投げると、
・言葉は丁寧
・構成はきれい
・論点も整理されている
正直、反論する気が起きない。
でも、ここで一つ、ちょっと怖い話があります。
Table of Contents
AIの回答、だいたい「自分が納得しやすい形」で返ってくる
AIは、あなたを否定しません。
殴りもしません。
「それは違います」とも、あまり言いません。
むしろこうです。
「その考え方には一理あります」
「一般的には〜と考えられます」
「あなたの文脈では、こちらが適しているでしょう」
……優しい。
優しすぎる。
でもこの優しさ、
知らず知らずのうちに“自分に最適化された答え”を受け取ってしまう罠でもあります。
気づいたら、自分の価値観の中でぐるぐる回っている
AIに聞く
→ 自分の前提で質問する
→ 自分が納得しやすい答えが返る
→ 「やっぱりそうだよね」と安心する
これ、気持ちいいんですよ。
でも構造としては、
自分の価値観の中でループしているだけ。
・違う立場の人の意見
・反対側の論点
・ちょっと耳が痛い話
こういうものが、
意図せず排除されていく。
検索していた頃は、
「なんだこのブログ、全然意見違うな…」
って記事にぶつかることもあった。
今は、
ぶつからないように、AIがうまく整えてくれる。
それが、ちょっと怖い。
だから「一度疑う」は、スキルというより“姿勢”
ここで言いたいのは、
「AIを疑え」「信用するな」ではありません。
むしろ逆で、
AIはちゃんと優秀。
ただし必要なのは、これ。
「これ、本当にそうかな?」
このワンクッション。
-
その前提、誰の前提?
-
別の立場ならどう見える?
-
あえて逆の意見を探すとしたら?
この問いを挟むだけで、
思考は一気に立体になります。
自分で“外の情報”を取りに行くことは、まだ終わっていない
AIが要約してくれる。
AIが整理してくれる。
AIが道筋を示してくれる。
それでも、
-
元記事を読みに行く
-
一次情報を見る
-
空気感や行間を感じる
この作業は、やっぱり大事。
めんどくさい。
時間もかかる。
効率は悪い。
でも、
発見はだいたい、そこに落ちている。
そして最後は「自分の感覚」を信じる場面もある
AIの回答が論理的でも、
どこか引っかかるときがある。
-
なんか違う
-
腑に落ちない
-
気持ち悪い
この「理由のない違和感」、
意外と当たってることが多い。
AIは論理を積み上げるけど、
感覚までは持っていない。
その感覚を無視し続けると、
判断がどんどん“他人事”になる。
結論:AI時代に大事なのは「疑う勇気」と「信じる感覚」
AIの提案を受け取る。
でも、そのまま飲み込まない。
一度疑う。
外を見に行く。
最後は自分の感覚で決める。
一番長く効いてくる能力だと感じています。
効率化されてきた時代ではありますが、
一呼吸おいて遠回りも良いかもしれませんね!
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