株式会社タイトルメイクはリピーターとなる本物の顧客づくりに特化したコンサルティング会社です。

Titlemake タイトルメイク

第9話 「本物をつくる」

第9話 「本物をつくる」

本物をつくる

「伊藤さん、ウチのサービスなんですが、以前google-adwordsで広告を打ち、色々とユーザーの動きをみていると、ユーザーが一番感心のあるコンテンツがわかってきました。今期はここに会社として集中します!」と先週お話頂いたのは、同年代のシステム会社の社長です。

以前勤めいていた会社のお話や、東京に進出してきて失敗されたお話、今の会社の課題等色々と聞かせて頂き、なかなか壮絶(貴重)な経験をされてこられた経営者の方です。

「以前は売上がほしくてほしくて、商品のラインナップをいくつも並べていました。」「自分が売れると思っていた商品がほとんど売れず、きちんと分析しようと考え分析したら、見えてきたのです。」顧客の関心、興味が理解できたのでそこに集中しますよ、とのことでした。

さて、事業を興して間もない時期ですと「いくつか会社として商品をもっておきたい・手広く持つことでお客様のニーズに応えたい」と考えるものではないでしょうか?Aという制作ができます、Bという依頼に対応しています、Cという研修ができます、Dという・・・等。

事業内容をみると、いくつも事業をされている会社があります。売上げ高も数億円以上となってくると既存商品を新市場に売りにでたり、新商品を既存市場に売ることで事業の成長を図っていこうとするものです。もっと大きな会社になれば、多角化・買収等、事業をいくつも展開していて、打ち手も多種多様となり、そのような中で大きな会社も懸命に戦っています。

ところが、先程のいくつも事業を行うという話の中で、時々零細企業においていくつも事業をホームページに書いている会社があります。「これもできます・あれもできます。」人と会って話を聞くと「仕事ください、これもあれも・・・。」事業を成長させていく中で、資金繰りを考えねばなりませんので、その「仕事ください」という姿勢は痛い程理解できます。創業社長であれば、皆さんその気持ちを理解できるのではないでしょうか。

しかしながら、本質的にはAもBもCもDも売っている零細企業の商品・サービスはほとんど売れません。何故でしょうか?
それは、少ない人数と限られた時間の中で、AもBも・・・と手を出せば中身がうすくなってしまうからです。ましてや、そのあたりは顧客が敏感に感じとるものです。

少し話は遡りますが、私が未だ20代中盤の頃、饅頭(まんじゅう)と饅頭の中に入っている餡子(あんこ)のお話から事業づくりに大切な事を諭された事があります。美味しい、身体にいい餡子を作る事に集中しなさい、そうすれば自然と餡子の量が増え饅頭の皮に収まりきらなくなり、饅頭が1個から2個に増える・2個から3個に増える・・と。そういった流れを経て美味しい・身体にいい饅頭は世の中に広まっていくのだと。決して中身が伴わないのに、工場で饅頭を増産し、大量に作って売ろうとしてはいけない、キャッチコピーだけ工夫し、誰かの力を使って売ってはいけないと。

皆様の商品・サービスはいかがでしょうか?

優れた・独自性の商品サービスをお持ちでしょうか?もっというと、それをつくって行く事に集中されておりますか?思うように売上が上がらないから、「商品ラインナップを増やそう」「この事業は儲からない、次の事業だ」なんてやってる内は、何をやっても伸びてはいきません。

事業が上手く立ち上がらない・取引先が開拓できない、もしくはトップ個人にとてつもない営業力があり、ある程度までは売れるけど、全然伸びていかないという事業があります。今週の提言vol1で書かせて頂きましたが、正しい型の元、営業していて思うように取引が開拓できない・売上が上がらない・事業が伸びていかないのであれば、商品・サービスを見直さなければなりません。

「つくって、つくって、売る!つくって、つくって売る!」
「商品・サービスづくりに終わりなし」

自社商品・サービスは「優れた・独自性のある・誇れる」ものであり、そういった商品・サービスに日々進化させていっていますか?

Mail Magazine
「コンサルティング最前線」をメールマガジンでお届けします。