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第138話 「新商品・新サービスを成功させる前提条件とは?」

第138話 「新商品・新サービスを成功させる前提条件とは?」

「伊藤さん、昨年は新サービスを成功させようと、いくつも取り組んできたのですが全く売れませんでした。中々上手くいかないものですね」-先日、1年の振り返りを行っていた中でおっしゃった、とある社長の言葉です。

新サービスや新商品を作って行く事は極めて大切です。理由は様々で、「下請け業から抜け出したい」「利幅を増やしたい」「業界内をリードしたい」「規模を取りたい」「顧客に一層喜んでもらいたい」などがあります。

同社も「下請けから抜け出し粗利を改善したい」とのことで、1年間で気付けば5つも新サービスに取り組んできたとのことでした。それをヒットさせようとしたのですが、どれも中途半端に終わってしまい、全てあきらめて一旦は白紙になってしまったとのことだったのです。

よくよく話を聞いていると、本業とはあまり関連のない新サービスを5つ取り組んだとのことでした。

さて、新規事業の立ち上げや、その拡大を成功させた実績をお持ちの方々であれば、ピンとくると思います。新商品や新サービスを成功させる大事なポイントというのは「深さ」なのです。

まったく違う分野にポンポンと飛び込んで行って上手くいくことはほとんどありえません。

戦略を考える、カタチにしていく、ノウハウをためる、そして顧客に支持される・・・には資金、時間、人材などいわゆる多くの資源が必要となるからです。

潤沢な資源があるなら話は別ですが、そうでない状況で新商品や新サービスをヒットさせる、新規事業を立ち上げていくには、外してはならないポイントがあるのです。

それは、本業を追求していく中で生じる顧客の欲求を見つけ出し、それを解決するものを作って行く事であり、本業を追求していく中で気付く新商品の種等から売れるようになるまでカタチにしていくことが秘訣なのです。

この事を本当に理解していなければ、いつまでたっても新商品や新サービスが売れることはありません。「深さ」を追求すればわかることですが、それは深めれば深めるほど顧客の事を考えていくことになるのです。

故に、成功する起業家は資金を集めて、深さを追う覚悟の上で事業を起こしますし、中小企業の経営者は専門領域を一層深めていくことで勝負するのです。ここが前提であり外してはならないポイントであると考えています。

また、「深さ」には大きな利点あります。それは「深さを追求したものだけが辿りつける」という点です。商品そのものの質を追求し深めていくことで、自社だけが辿りつける質の高さがありますし、その商品の販売方法・営業方法を追求していくことで、自社だけが辿りつける売り方があります。また、オペレーションも追求していけばいくほど、効率化が進みいわゆる「強み」になっていくのです。

この「深さ」の重要性に気付けた時、新商品・新サービスを成功させることができるようになり、更には新規事業の立ち上げも上手くいく可能性がグンと上がっていきます。

自社では本業を深めていく中で、新商品が生まれていますか。

「深さ」は強みになることに気付いていますか。

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