株式会社タイトルメイクはリピーターとなる本物の顧客づくりに特化したコンサルティング会社です。

Titlemake タイトルメイク

第48話 「気付く努力をする」

気付く努力をする

「伊藤さん、新しく売り出していきたいコンテンツがあるのですが・・・」先週にお受けしたご相談の一つです。コンテンツそのものに大きな力(既に多くのコアなファンが存在する)がある状態だけれども、そのコアなファンにとどまらずにもっとより多くの方々に認知頂いてファン層を広げていきたい、大きく顧客を開拓していくにはどうしたらよいかというご相談でした。

商品・サービスがとても良い、想定顧客にとって価値があったり、ストーリーがあったりすると売れていく可能性が高いというのは当然のことでしょう。しかし、一方で今回ご相談に来られた方は、「売れていく仕組み」がなければ、世の中に広まっていくことはないという強い危機感をお持ちでした。

まさしく、どんなに優れた商品であっても、懸命に磨き上げられたサービスを作ったとしても「売れていく仕組み」がなければ、それが広まっていく、儲かっていくことはあり得ません。

そこに気づかれているかどうかという点は、私の最初の着眼点です。

さて、私が普段経営者の方々からご相談をお受けして、よく感じることの一つに、「売れる仕組みは、簡単に作れる」とお考えになられている経営者の方々が非常に多いという点です。特に営業マンとして大きな成果をあげられた経験のある方は、個人としての能力が高いため、個人の範疇では圧倒的な成績を残されます。それができると、「売れる仕組みは私にはできる」と勘違いをされてしまいます。

「モノを売ること」と「売れる仕組みを作ること」は突き詰めていけば、原則は同じです。しかし事業内に正しく「仕組み」を構築するとなると、全く別次元の内容になります。

それは、「売れる仕組み」を構築したことがない経験不足から来ることですので、仕方がないのですが、逆に直接的に「売れる仕組み」を構築したことがない経営者の方でも、優れた商品を作ることのムズカシサ、プロセスの大切さ、細部へのこだわりを熟知されている方は、「売る」という事の未経験さと商品作りで培った経験が+に働き、案外すんなりと構築できたりします。

原則をしっかりと導入すること、その上にその事業独特の売り方、表現、攻め方を構築していく事・・その全体像に触れたとたんに、安易に考えていた経営者の目が変わります。仕組みの素晴らしさと仕組みの巧みさに本当に気づいて頂ける瞬間です。

いう間でもなく、仕組みの素晴らしさに気付きそれをしっかりと導入される事業は成長をしていきます。導入されるのは事業そのものですが、気付くかどうかは経営者=個人にかかっています。経営者が気づいてあげなければ、事業を衰退しますし、せっかくのコンテンツも日の目をみることはありません。

すなわち、経営者は気づく努力をしなければいけません。

事業活動の点から考えると、中小企業経営において営業を自分で行わない経営者が時々いらっしゃいますが、そういう方は非常にもったいないと考えています。気づくきっかけを一つ減らしているからです。

個人の点から考えると、ずっと常に発言している人は非常にもったいないと考えています。人の話しが聴けて、然るべき時に主義主張を述べる。そうしなければ、気づくきっかけをまた一つ減らしているからです。

トップが気づかなければ、組織もそこに属する従業員も気付けません。気付きがなければ、変われません。変化がなければご承知の通り、衰退しかありません。

気付いて、変化をおこし、事業を成長させていく。。そのために気付く努力をする。。もっというと気づける仕組みを入れておく事が大切です。

皆さんの気づく努力はどういう形でしょうか?

Mail Magazine
「コンサルティング最前線」をメールマガジンでお届けします。