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第36話 「事業が成長するかしないかの分かれ道」

事業が成長するかしないかの分かれ道

大手企業や上場企業、ベンチャー企業で勤務経験があり、会社の成長段階を様々経験している方や、事業を0から1億、3億、5億と作られてきた方なら、わかることなのですが事業が成長していくには段階があってその段階事にトップは上手く舵取りを行わなければなりません。

先日、A社長から「事業のことでちょっといいですか・・・」ということでご相談を受けていた時の話です。相談中に、「ピピピっ、ピピピっ」とA社長の携帯電話がなりましたので、私は「どうぞどうぞ出てください」と言いました。

A社長「う~ん、いいよ、それ買おうか ちょっと今打ち合わせ中だから後で折り返すわ」という様子だったのです。「伊藤さんすいません、打ち合わせ中に電話鳴っちゃいまして、、社員から現場の商材の購入の相談でした・・・」ということでした。

A社長の会社は、最初に作った事業が形になって売上がしっかりとあがっている状態なのですが、ご相談の内容は、どうやらその事業の売上高が横ばいになり伸び悩んでいるということなのです。よくよく話を伺っていると、従業員から現場の仕事の相談や、購入物の相談、アルバイト採用の広告作成等に時間を取られていて、顧客を開拓する時間が中々とれていないとのことでした。

伊藤「Aさん、売上高が横ばいになってしまっている理由はおわかりですよね?」

A社長「はい、営業活動が全然できていなくて、けど、忙しくて・・・・。どうしたらいいのでしょうか。。。すいません情けない相談で・・・」

さて、今日のコラムのタイトルを、「事業が成長するかしないかの分かれ道」とさせていただきました。事業を0から作りはじめて、商品づくり→顧客開拓を繰り返し売上高が上がってくると、当然忙しくなってくるわけです。そして従業員を採用して、業務を少し引き継ぎながら社長の工数を確保して、また顧客開拓をしたり、新規事業を立ち上げたりして成長、発展させていくわけです。

すなわち、やはり顧客開拓の活動を止めてしまったり、顧客開拓される仕組みが事業内に作られていなければ、良くて横ばい、ほとんどの事業が売上高、利益共に減少していくわけです。

ちょっと落ち着いて考えればわかることなのですが、答えは非常にシンプルです。社長自らの活動は、顧客を開拓する事や独自性の構築、再構築、商品づくりに集中させればよいのです。もちろん段階によっては採用活動もあります。

消耗品や備品等の購入物をどういう判断基準で○か△か×なのかとか、その判断基準を統一すればよいのです。そして、大事な事は社員にそれを決めさせるということです。それらの判断基準が正しく行われいているのか等、売上高10億くらいまでは月に1時間もとれば十分にチェックできてしまいます。

事業を成長させる経営者は、そのあたりの舵とりが非常に上手です。そして自分が果たすべき役割に集中し、その点で成果を上げ事業におおきなインパクトをもたらします。

A社長には、「月次決算を導入しましょう」と申し上げました。月次決算を入れてしまえば、この手の課題は9割方解決してしまいます。しかも従業員もぐんぐん成長し、一石二鳥どころの話ではありません。ただ導入には、税務や財務の視点ではなく、利益をどう増やすか社員をどう教育していくのかという視点で導入しなければいけませんので注意が必要です。

繰り返しにはなりますが、事業を成長させる事ができるトップは、自分が果たすべき役割に集中しています。皆さんの周りで成長している経営者を想像してみてください。必ず、やるべきことをやり、他の人でできることは他の人に任せています。

事業の成長には段階がありますが、皆さんの事業は今どの段階でしょうか。

ただ、いつも社長は顧客開拓をしなければいけない その為に、今何をすべきか落ち着いて考えてみてください。

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